３月１１日の東日本大震災当日の様子
宮城県仙台市の近くを中心として発生した３月１１日の大地震ー
正直、私たちの人生観を大きく変えてしまう出来事でした。阪神大震災や地下鉄サリン事件の時に１０代だったせいもあるかもしれませんが、私にとってはその２つ以上の衝撃でした。
皆さんは、どうでしたか？
私と同じように、何か考え方や感じ方が大きく変わったと思います。特に東京より東や北の人は、そうですよね。
私は、当日の１回目の地震のタイミングは外を歩いていました。
揺れたというより、頭がクラクラしているのかと思って、「大変だ」と思いましたが、その後、みんなが同じ状況だとわかり、地震なんだと気付きました。
ビルが揺れて若干曲がっているような気もする・・・。都会のビル街だったので、ビルからびっくりしてたくさんの人が降りてきていました。
「どこで起こってるの？」
「仙台。」
「ええ？仙台？」
「やばくない？」
大騒ぎでした。
家族に連絡するも、全くつながらず・・・。連絡がついたのは４時間後でした。
会社に戻るしかないので戻ってみると、結構平穏な感じで仕事をしているみんながいました。締め切りがあったのと、ビル自体と仕事環境には特に問題なかったので、淡々と少しの時間働いていました。締め切りなどがあり、焦っていたので。
しかし、テレビを見た人が「凄いことになってる！」と報告し、みんなが津波の映像に釘付けに。
連絡も取れない／電車も動かない／会社は待機命令を出す・・・
などなど、今までに東京では発生したことがない混乱が起こっていました。でも、津波のことを考えるとそれくらいは仕方がない。
とはいっても、生後３ヶ月の子供が２人いて、家に帰らないわけにはいかず、５時間以上歩いて帰宅しました。
その間、どの店を見ても、食べ物や飲み物が完全になくなっている・・タダごとではないなと思いました。その間、テレビなども見てないので、何が起こってるやら・・・。
家について、子供の顔を見てほっとしましたが、外に避難したせいで風邪をひいたということ。
日本中が大変でしたが、まずは我が家。
コップやお皿が落ちて全滅していました。子供のミルクやオムツ替えをしつつ、１日かけて掃除をしました。ガラスや陶器の破片は大きなデパートの紙袋いっぱいに・・・。子供とかに怪我がなくて、まずはよかった。
そんなこんなで東京近辺の人の一般的なバタバタ状態でした。
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