ロバート・パーカー氏インタビュー

ロバート・パーカー、ボルドーの2005年ヴィンテージを語る。

2005年は、今までで最高のヴィンテージなのだろうか?「他のワイン・ライターのような大げさなことは言いたくないので、もっとも堅実なヴィンテージであることは確かだ、とでも言っておこう。過去25年間、偉大なる年に造られるワインの数が、ボルドーでは着実に増え続けている。1982年はファンタスティックなヴィンテージだったが、偉大なワインと呼べるものは50ほどしか造られていない。1990年になるとその数は75にまで増え、そして2000年には100を越し、2005年に関してはおそらく250ほどのファンティスティックなワインが存在することだろう」

そしてパーカーは、トップ格の有名ファースト・グロースとそれ以下のクラスのワインの差も、ますます小さくなってきていると続ける。ごく少量の初回リリース分に、5大シャトーはかつてないほどの高値をつけるだろうが、より小さな、そして時には聞いたこともないような数多くのワイナリーが、もっとも高価なワインと品質的にはあまり差のない、はるかにリーズナブルな価格のワインを生産しているのだ。彼の説明はまだ続く。メドック北部、特にサン=テステフ、ポイヤック、サン=ジュリアンでも素晴らしいワインは造られたが、2000年に肩を並べる、あるいはそれを凌駕するところまではいかないだろうし、2003年のワインとの比較においてすら同じことが言える。しかしながら、マルゴー、グラーヴ、右岸、そしてまた格下の産地と見られているフロンサック、コート・ド・カスティヨンなどを含めた他のボルドー全域では、信じがたいほど素晴らしいワインが次から次へと生まれていった。

2005年は非常に乾燥していたが極端に暑くもなく(世界的な温暖化傾向にもかかわらず)、それがとてもリッチでタニックなワインに結実し、非常にまれなことだがそれらは上質な酸も備えている。彼は言う。「1983年に初めて82年のヴィンテージをテイスティングして以来、一番エキサイティングだし感動している」。これらのワインをこれからも購入していくのはもちろんのこと、2005年のような偉大な年のボルドーは例外なくその価値を高めていくだろう、と彼は説明を続ける。また、辛口白ワインにとって2005年は驚異的な年であり、ソーテルヌにとってもまた然り、との指摘もあった。

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